速報レポート１８　アリのモニタリング調査（新北島地区）と学校野菜園整備

　アリのモニタリング調査を実施した。また、学校野菜園の整備の手伝いを自分たちで行った。

　新北島地区のアリの調査範囲は平林地区に比べて広いので、だいたい2時間弱かかる。そのため、土曜日などの活動時間を長く取れるときに行っている。また、3班に分かれて調査するので、1班あたり3名～4名になり、1人ひとりがしっかり調査しようとしないと、しっかりとしたデータを集めることができない。そういった意味で先輩が後輩にしっかりとやり方を教えることが大切になる。
　数年前はなかなかうまくいかずいちいち顧問が指示をださないといけなかったが、いまでは班分けから調査終了まで大まかな指示をだせば自分たちで考えて動いてくれている。3班にわかれて行動するので、自分たちで考えて動いてもらえないと、顧問1人では対応できないことも多いので助かっている。大人たちが前もって用意するのではなく、自分達で動くことによって、コミュニケーション力や問題解決能力などの力が育っているように感じている。
　アルゼンチンアリは捕獲して移動する場合、逃がさないようにする必要があり、2重の容器をつかっている。あと、近畿環境事務所に飼養許可をとって報告も毎回行っている。
　今回、調査終了後に学校にある野菜園で技術部の顧問が1人で作業をしていたのだが、科学部顧問から指示が出る前に、自分たちで考えて野菜園の作業を手伝っていた。

班に分かれて出発

旗を持って広報しながら活動する。

吸虫管でアリを捕獲している。

旗はよく見えるので、自転車で巡回する顧問が探す目印になる。

ベイトトラップを仕掛けているところ。

写真による記録も部員で行う。

学校野菜園にビニールのおおいを作っている。

学校野菜園全景

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