NO団体名主な企画内容
23 伊那市立長谷中学校(長野県) 「中学生にできる地域興し~伝統野菜でふるさと長谷をHOTに~」
過疎化が進む長谷地区で、地域おこしのために「内藤唐辛子」を栽培し、地域住民と共に育て、地域食材として宣伝することで地域活性化を目指す。ふるさとを大切にする思いや、将来この地で生活し地域を守る思いを育む活動。

速報レポート1

<プロジェクトの経緯>

長野県伊那市立長谷中学校は全校生徒42名という小さな学校ですが、大きな学校に負けないぐらい一人一人が輝いています。長谷地区は年々過疎化の波が止まらず、人口が減少。長谷中学校も昭和40年までは300人いた生徒数も現在は全校42名となってしまいました。そして今後もさらに減少していくことが分かっています。長谷の地域はお年寄りが大半を占め、主に農業で生活を支えていたこの地域も、今では使われない田畑が多く見られ、長谷の景観を守ることもままなりません。また、長谷地区は南アルプスエコジオパークに指定されていますが、過疎化による人口減少のため、空き地や整備されていない土地も多く、豊かな自然と人々の営みが築いてきた景観をも守ることができなくなっています。
そこで、「内藤唐辛子」の栽培を中学生が長谷のみなさんに広めることで、地域食材として認知度を上げられないか、そうすることで地域活性につながるのではないかと考えました。
昨年度、少量の種を入手し、試作として種まきから始め、実を収穫しました。今年度はその実からとれた種を使ってたくさんの苗を育てるところから始めます。中学校で内藤とうがらしを栽培し、地域住民に苗を配り、栽培していただくなど、地域全体で内藤とうがらしを育てます。秋には中学生と地域住民とで協力して収穫をし、一味唐辛子、ラー油、唐辛子せんべい(その他加工できそうなものを検討中)などに加工します。できあがった製品は長谷の地域食材として宣伝します。中学生と地域のつながりを強くし、新たな地場産業を創出する可能性に中学生が挑戦することで、長谷の地域活性化につなげたいと考えます。
また耕作放棄地の再利用の面や、とうがらしの赤い色が地域中に点在することでの景観保全の面でも効果が期待できます。



速報レポート1
速報レポート2 地域のために中学生ができること
速報レポート3 内藤とうがらし 無事移植終了
速報レポート4 マルチで植え替え準備
速報レポート5 長谷の縁側
速報レポート6 着々と 我らの思い 届きゆく~内藤とうがらしの俳句~
速報レポート7 期待に応えたい
速報レポート8 保護者の方々に感謝
速報レポート9 一歩前進 地域の方々に感謝
速報レポート10 雨は降らねど 草ボーボー
速報レポート11 伊那市のために 長谷のために
速報レポート12 摘心 摘葉 農業は奥が深い
速報レポート13 STEP BY STEP ~一歩一歩確実に~
速報レポート14 やりがい
速報レポート15 長谷を真っ赤に染めようっ!
速報レポート16 地域の目玉になぁれ
速報レポート17 長谷を真っ赤に 長谷をHOTに
速報レポート18 YAMA FES 2017
速報レポート19 実がなった!
レポート20 「あっという間にジャングル!」
速報レポート21 「新種!? 内藤ししとう!?」
速報レポート22 「劇的Before After」
速報レポート23 「赤は・・・やっぱり・・・」
速報レポート24 「赤の収穫~序章~」
速報レポート25 「赤い絨毯」
レポート26 「秋の『紅葉』ならぬ『紅実』」
レポート27 「摘んでも摘んでも 抜いても抜いても」
速報レポート28 「種抜き始めました!」
速報レポート29 「おてんと3の収穫祭」
レポート30 「中学生が地域を支える」

■別年度のレポート
2020年度 鍬を持て!中学生の開墾キャンプ ~ふるさとの自慢の畑と味を復活させよう~ 実施レポート
2018年度 鹿嶺の頂を極める! 〜激辛ジビエカレーで地域おこし〜 実施レポート

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