速報レポート５　長谷の縁側

長谷地区では、地域のつながりが薄いということはないけれど、高齢の方が増え、家から外に出る機会が減ったり、中学生のような若くて元気な子どもたちと接したりすることも減ってきています。昨年度から長谷中学校では月に一度「長谷の縁側」という行事を設け、長谷中学校という縁側に地域の方々を招待し、みんなで一緒に様々な活動を行っています。毎回２０人以上の地域の方々が集まり、その中で学校花壇や畑作業のお手伝いをしていただいています。地域に住む高齢の方々は、花の植え方や土や肥料の分量など、畑や植物を育てる知恵をたくさん持っているので、多くの助言がもらえ、助かります。作業中は、まさに縁側で過ごす時間のように、自然と会話が弾み、ゆったりとした楽しい時間です。生徒も地域の方々も終始笑顔で、とても優しい顔になります。
今月の「長谷の縁側」では内藤とうがらしを学校の畑に４００本植えるお手伝いをしていただきました。１，２年生も参加し、今回は人手がたくさん。取材の方もたくさん来ました。地域の方は「このとうがらしは辛いんだよねえ、収穫が楽しみだね」、「収穫も一緒にやろうね」と言ってくださいました。地域の方と一緒に作業し、地域のためになる活動は気持ちが良いですね。

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