NO団体名主な企画内容
23 伊那市立長谷中学校(長野県) 「中学生にできる地域興し~伝統野菜でふるさと長谷をHOTに~」
過疎化が進む長谷地区で、地域おこしのために「内藤唐辛子」を栽培し、地域住民と共に育て、地域食材として宣伝することで地域活性化を目指す。ふるさとを大切にする思いや、将来この地で生活し地域を守る思いを育む活動。

速報レポート25 「赤い絨毯」

活動日:9月25日(月)  参加者:長谷中学校3学年10名  指導者:学校職員2名 
学級通信より

 中学3年生は文化祭の準備で忙しく、少しの時間でも準備・点検に欲しいぐらいですが、植物の生長は待ってはくれません。同時進行で畑の管理も行わなければ。もう既に、校舎の3階からでも、300mほど離れた内藤とうがらし畑が赤く色づいていることが確認できます。放っておくわけにはいきません。昨日は6時間目に収穫に向かいました。畑に近づくと、鮮やかな赤色がまぶしく、視界に入ってきます。そして、第2弾の苗も、マルチ畑と同じくらいの大きさにまで生長し、実も赤くなってきていました。
 昨日は30分程度の収穫作業でしたが、今回も6㎏採れました。少し早めに畑から切り上げ、とうがらしの乾燥作業を行いました。9月も終わりに近づき、ここ数日は秋晴れが続いています。前回乾燥させた内藤とうがらしも、ほどよく乾燥し始めています。今回も乾燥のために苗箱にとうがらしを敷き詰めていきますが、実が重ならないようにするのがポイント。重なっているところは乾燥が遅れ、傷んでしまうそうです。一つ一つ丁寧に広げていきました。





6時間目は日差しが強く、秋なのに気温も高め。収穫していても暑かったので、畑のトマトをかじりながら水分補給をしている人もいました。
ここまで3回の収穫で、約15㎏。初めての収穫6㎏の時に、「あと4倍は採れる!」なんて予想していたけど、畑を見回してみると、どうやってもあと10倍以上は収穫できるね。これ、このあとどこに干そうかな。校内のスペースも限られてきたね・・・。みんなで考えましょう。

生徒の感想より

  • とうがらしの採取をした。前回よりも赤くなったとうがらしが増えていて、校舎からも見えるが、畑に近づくとさらに赤く見える。素手で触れると僕の場合手が痛くなるので、手袋をした。ハサミを使って採取していった。一つの苗にたくさんの実がなっていて、時間内で採取したのは5つの苗ぐらいだった。たくさん内藤とうがらしが実っていて嬉しい。これでまた地域おこしをして、長谷を元気にしていきたい。
  • とうがらしがかなり赤い。どこからでも、畑が赤くなっているのが分かる。私達の畑がこれだけ赤くなっているのであれば、きっと、私達の苗を持って行ってくださった方々のお家も赤くなっているんだろうなって思った。採れた実を乾燥するために苗箱に敷き詰めていったときは、量がすごくて地面が真っ赤に見えた。







速報レポート1
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