レポート6 ☆開墾キャンプ① ~根っことの格闘~活動日:8月7日(金)
参加者:長谷中学校3学年14名 指導者:学校職員2名 地域の方・保護者15名 学級通信(おてんと3)より 〈農業指導に来てくださった高木の親方(前校長先生)〉 熊手とフォークを使って干し草を集め、どんどん燃やしていきます。畑の至る所で草の山が燃え始め、煙がモクモク。みんな目に涙を溜め、煙から逃げ回りながら干し草を燃やし続けました。 〈乾燥しているから良く燃えるなぁ〉 〈煙がすごいぞ~、目が痛い~〉 そして、みんなで「ラスボス」と呼んでいた巨大ススキ。体の大きな男子たちがどんなに引っ張っても抜けません。これは手強い・・・。根がしっかり張っているようです。とりあえず鎌で草を刈ることにしました。 〈パワー全開っ!でも抜けない~!〉 〈とりあえず鎌で草を刈ってから根っこと勝負だ!〉 さあ、いよいよ根っことの勝負。勇さんが「畑は少しでも放置しておくと元に戻すのが本当に大変」といっていた意味がよく分かりました。雑草の根が張ってしまうとこんなに大変なんだね。しかもこのススキは何年ものなのだろう。下にも横にもぎっしり根が張っていました。男子たちが鍬を持って掘り起こします。掘っても掘ってもびくともしない。「てこの原理だ、聖剣エクスカリバーっ!」と叫んでHくんが鍬を入れ、力を入れると・・・「ボキっ!」なんと、結構太かったはずの鍬の柄が、いとも簡単に折れてしまいました。恐るべしラスボス。みんなで少しずつ穴を掘り、地道に根と格闘することにしました。 〈てこの原理だ!おりゃ~!〉 〈地道にやるしかないね・・・〉 〈残りの草も焼きましょう〉 格闘すること30分。鍬一本を犠牲にしたものの、なんとかススキの巨大な根を掘り起こすことに成功。次はいよいよ土おこしだ。「いざ!蘇れ!畑」と気合いを入れ、一人3m2強の範囲を、ひたすら掘り続けます。 〈この土地を復活させるぞ!〉 〈いざ!蘇れ!ダイコン畑!〉 草を刈った面積は3アール。このうち2アールを畑にしていきます。あのススキだけでなく、今まで耕作放棄されていた土には、草木の根がぎっしり張り巡らされ、鍬の刃がなかなか入りません。「3mなんて余裕だよ」と口々に言ってはいたものの、汗だくになり、ヒーヒー言いながら開墾を進めていきました。 〈うっ腕が・・・動かない・・・〉 「腹減ったぁ」の声がいろいろなところから響いてきます。無心で鍬を振り下ろしていると、あっという間にお昼の時間も過ぎてしまっていました。一旦休憩にしてお昼にしましょう。たき火を起こし鍋にお湯。1日目のお昼ご飯は、トムソーヤー・スクールからいただいたチキンラーメンにしました。ここでサプライズプレゼント!私の妻が「せっかく大自然で食べるなら、チキンラーメンもワイルドに」と、なんと「ダチョウの卵」が届きました。みんな巨大な卵に大歓声。今回はチキンラーメンならぬ「ダチョウラーメン」となりました。(②へつづく) 〈ダチョウラーメンに挑戦だ!〉 〈目玉焼き、割るのは失敗・・・「いや、絵的には失敗だけど食べれば一緒だからいいだろう」(チキンラーメンのCMより)〉 卵をトンカチで割るなんて初めて! 〈最高にうまい食べ方は、外だっ!(CMより)〉 〈いっぱい食べて、午後も頑張るぞ!〉 速報レポート1 中学生にできる地域おこし 速報レポート2 はじめの一歩 ~自分の目で 足で 感じて~(1) 速報レポート3 はじめの一歩 ~自分の目で 足で 感じて~(2) 速報レポート4 15の心 30の瞳 速報レポート5 少しでも役立ちたい レポート6 ☆開墾キャンプ① ~根っことの格闘~ 速報レポート7 ☆開墾キャンプ② ~蘇れ!ダイコン畑~ 速報レポート8 ☆開墾キャンプ③ ~今日だけは叱られないね~ 速報レポート9 ☆開墾キャンプ④ ~50年前の光景を~ 速報レポート10 中学生の力でできること①~長谷の縁日~ 速報レポート11 芽が出た!でも謎の足跡・・・ ダイコンは大丈夫? 速報レポート12 中学生の力でできること②~長谷に元気を届けたい~ 速報レポート13 中学生の力でできること③~長谷中万博~ 速報レポート14 ☆ダイコン調査隊☆ 速報レポート15 ☆これが『中学生の力』です!☆ 速報レポート16 ☆喜んでくれるといいな☆ 速報レポート17 ☆ダイコンパーティーだぁぁぁ!☆ 速報レポート18 ☆開墾キャンプが長谷を動かしたね☆ ■別年度のレポート 2018年度 鹿嶺の頂を極める! 〜激辛ジビエカレーで地域おこし〜 実施レポート 2017年度 中学生にできる地域興し~伝統野菜でふるさと長谷をHOTに~ 実施レポート プログラム検索に戻る |