NO団体名主な企画内容
21 伊那市立長谷中学校(長野県) 「鍬を持て!中学生の開墾キャンプ ~ふるさとの自慢の畑と味を復活させよう~」
伊那市長谷の市野瀬地区では50年以上前はダイコン栽培が盛んだったが、過疎化に伴い、耕作放棄地が増えている。山に戻りつつあるその耕作放棄地にテントを張り、地域の方々も招きながらキャンプをし、中学生が畑を開墾する。

速報レポート12 中学生の力でできること②~長谷に元気を届けたい~

活動日:8月27日(木)  
参加者:長谷中学校3学年15名  指導者:学校職員1名 

学級通信(おてんと3)より 

 さあ、「長谷の縁日」は大成功に終わり、地域の皆さまはとっても喜んでくださっていました。そしてもう一つの宿題、開墾キャンプの準備で地域の方から聞いた「今年は花火大会も中止かぁ・・・」という悲しみの声。クラスで「どうする?何かできないかなぁ?」と考えていると、またまた名案が!「花火大会も中学生でやってみよう!」。それから花火大会に必要なことをみんなでいろいろと調べたり考えたりしました。行き着いた先は、やっぱりお金の面。花火って玉の大きさにもよるけれど、一発数千円から数万円。これは困った。そこで、「長谷中生の力で長谷の皆さまに元気を届けたい」「ご支援、ご寄附をお願いします」という趣旨の内容を15人で手分けをして60枚、手書きのお手紙を書いて、長谷の中の人たちや近隣の事業所や施設にお願いすることにしました。


どんな言葉を書けば想いが伝わるかな


丁寧な字で想いを伝えようよ

 書き上がったところから、自分たちで手紙をもって事業所や施設を回りました。直接顔を合わせてお話ができ、想いを伝えることもできました。自分の地域を知る、貴重な体験にもなりました。

 「自分たちで花火大会をやっちゃおう」という構想から今日まで、とても短い時間の中でしたが、この私たちの活動が、口々に広まり、お手紙を出していない事業所や施設、また個人様からも問い合わせが来るようになりました。また、新聞にも取り上げていただき、この花火大会の計画はどんどん大きくなっていきました。

 昨日は、お隣の長谷小6年生の代表児童さんと担任の先生が花火への寄附金を持ってきてくださいました。小学生は「今日はくろゆり祭で行う打ち上げ花火の寄附に来ました。この金は去年と一昨年、私たちがやってきた歌舞伎の公演と、栽培したお米を売ったお金です。本当はこのお金は修学旅行で使おうと思っていましたが、私たちもあの新聞を読み、私たちも地域のために何かできないかと考え、このお金を寄附しようと思いました。このお金で、長谷を少しでも元気にできたらいいと思っています。これからもいろいろな活動を頑張ってください。」と言って寄附金を手渡してくださいました。

 こうして自分たちより若い世代も力を貸してくれます。私たち長谷中生の「地域を元気にする」姿を示し、後輩たちに引き継げたら良いね。







 各紙新聞にも取り上げていただきました。新聞を見て、寄附の申込みをしてくださる方々が増えています。
いろいろな人たちの想いも乗せて、成功させたいね。



速報レポート1 中学生にできる地域おこし
速報レポート2 はじめの一歩 ~自分の目で 足で 感じて~(1)
速報レポート3 はじめの一歩 ~自分の目で 足で 感じて~(2)
速報レポート4 15の心 30の瞳
速報レポート5 少しでも役立ちたい
レポート6 ☆開墾キャンプ① ~根っことの格闘~
速報レポート7 ☆開墾キャンプ② ~蘇れ!ダイコン畑~
速報レポート8 ☆開墾キャンプ③ ~今日だけは叱られないね~
速報レポート9 ☆開墾キャンプ④ ~50年前の光景を~
速報レポート10 中学生の力でできること①~長谷の縁日~
速報レポート11 芽が出た!でも謎の足跡・・・ ダイコンは大丈夫?
速報レポート12 中学生の力でできること②~長谷に元気を届けたい~
速報レポート13 中学生の力でできること③~長谷中万博~
速報レポート14 ☆ダイコン調査隊☆
速報レポート15 ☆これが『中学生の力』です!☆
速報レポート16 ☆喜んでくれるといいな☆
速報レポート17 ☆ダイコンパーティーだぁぁぁ!☆
速報レポート18 ☆開墾キャンプが長谷を動かしたね☆

■別年度のレポート
2018年度 鹿嶺の頂を極める! 〜激辛ジビエカレーで地域おこし〜 実施レポート
2017年度 中学生にできる地域興し~伝統野菜でふるさと長谷をHOTに~ 実施レポート

プログラム検索に戻る