NO団体名主な企画内容
21 伊那市立長谷中学校(長野県) 「鍬を持て!中学生の開墾キャンプ ~ふるさとの自慢の畑と味を復活させよう~」
伊那市長谷の市野瀬地区では50年以上前はダイコン栽培が盛んだったが、過疎化に伴い、耕作放棄地が増えている。山に戻りつつあるその耕作放棄地にテントを張り、地域の方々も招きながらキャンプをし、中学生が畑を開墾する。

速報レポート10 中学生の力でできること①~長谷の縁日~

活動日:8月24日(月)  
参加者:長谷中学校3学年15名 2年生10名 1年生 10名 指導者:学校職員15名 

学級通信(おてんと3)より

 夏休み中に開墾キャンプを無事に終え、あっという間に夏休みが終わってしまいました。開墾キャンプの準備の時から、市野瀬に住む地域の方々と接する機会が多く、その中でこんな話しをたくさんいただきました。「今年はコロナの影響で、修学旅行に行けなくて残念だったね、かわいそうに」「コロナのせいで、村のお祭りも花火大会も中止だね。仕方ないことだけど、なんだか寂しいねぇ」。おじいちゃんおばあちゃんたちは、私たちが修学旅行に行けなかったことを憂いてくださりつつ、この地域の夏の風物詩がなくなってしまったことも寂しがっていました。

 そこで、出てきた名案。「できないのなら、自分たちのできる限りの力で長谷を元気にしよう!」。夏休み中に準備を始め、村の有線で宣伝し、8月22日(土)、「長谷の縁日」という名のお祭りを長谷中学校の校舎で開催することにしました。長谷の方々に元気をお届けすることが目的なので、縁日の出し物はなんでも「10円」。かき氷も駄菓子もゲームもヨーヨーすくいも人形すくいも、全部が10円です。保育園の園児には、牛乳瓶のふたに「10」と数字を書いて10円玉を作って200枚をプレゼントし、お買い物体験の勉強もできるようにして招くことにしました。

 当然、コロナ対策は忘れません。入場時は体温を測り、並ぶ列に間隔をあけるよう、生徒が声がけ、運営しました。


暑かったのでかき氷は飛ぶように売れました

今年初のお祭りにチビッコたちは大喜びです

駄菓子は何でも10円


売れれば売れるほど赤字だよ~。いらっしゃ~い

音楽部によるのコンサート

自分たちで育てたジャガイモ、トマト、スイカも販売。もちろん10円!


ストラックアウトは大人気!

輪投げの景品は何かな~?

『長谷の縁日』にいらっしゃいませ~。こちらで検温と消毒をお願いします。


お兄ちゃんお姉ちゃんたち、楽しいお祭りをありがとう!

 このお祭りには150人以上の地域の方々にお越しいただきました。会場は笑顔であふれていました。「コロナだからできない」ではなく「コロナだけどできること」「中学生にできること」を見つけ、動き出した長谷中生。とっても素敵なお祭りになりました。

 まだまだこれで終わりじゃないぞ。地域の方の憂いのお話の中に「花火大会も中止・・・」もあったぞ。どうする?みんな。「中学生にできること」探してみよう!



速報レポート1 中学生にできる地域おこし
速報レポート2 はじめの一歩 ~自分の目で 足で 感じて~(1)
速報レポート3 はじめの一歩 ~自分の目で 足で 感じて~(2)
速報レポート4 15の心 30の瞳
速報レポート5 少しでも役立ちたい
レポート6 ☆開墾キャンプ① ~根っことの格闘~
速報レポート7 ☆開墾キャンプ② ~蘇れ!ダイコン畑~
速報レポート8 ☆開墾キャンプ③ ~今日だけは叱られないね~
速報レポート9 ☆開墾キャンプ④ ~50年前の光景を~
速報レポート10 中学生の力でできること①~長谷の縁日~
速報レポート11 芽が出た!でも謎の足跡・・・ ダイコンは大丈夫?
速報レポート12 中学生の力でできること②~長谷に元気を届けたい~
速報レポート13 中学生の力でできること③~長谷中万博~
速報レポート14 ☆ダイコン調査隊☆
速報レポート15 ☆これが『中学生の力』です!☆
速報レポート16 ☆喜んでくれるといいな☆
速報レポート17 ☆ダイコンパーティーだぁぁぁ!☆
速報レポート18 ☆開墾キャンプが長谷を動かしたね☆

■別年度のレポート
2018年度 鹿嶺の頂を極める! 〜激辛ジビエカレーで地域おこし〜 実施レポート
2017年度 中学生にできる地域興し~伝統野菜でふるさと長谷をHOTに~ 実施レポート

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