NO | 団体名 | 主な企画内容
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26 |
浜松市立豊西小学校(静岡県) |
「ふるさと大好き!のびのび『豊西っ子』を育てる~「豊西ふるさと学習」推進プロジェクトがスタート~」 1~6年生の各学年で核となる活動を決め、児童が生活科や総合的な学習の時間(友豊タイム)の中で、豊西地区のひと・もの・ことに関わる学習を「豊西ふるさと学習」として推進プロジェクトを立ち上げ、取り組んでいく。 |
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速報レポート1 5年生が田おこしを見学し、田植えに挑戦!
活 動 日:4月25日 田おこし見学
5月 9日 田植え体験
活動場所:学校北側の水田
活動人数:5年生63人
本校の概要
本校は、浜松市東区の東端に位置し、天竜川に沿って南は東名高速道路、北は浜北区に隣接する沖積平野を校区としています。学区周辺には、まだ多くの田園風景が残っていて稲作やセルリづくりなどが盛んに行われています。一方、かささぎ大橋開通以降、交通量が急速に増加し、取付道路周辺部に工場などが増え、次第に様変わりを見せ始めています。創立150周年目を迎えた本校の保護者や地域の方は、学校教育に対する関心が高く、協力的であり、学校教育の大きな支えになっています。
また、本校では学校教育目標を「夢をもちともに未来を切り拓く子」とし、キャリア教育を軸とした人づくりに取り組んでいます。本年度のテーマは「多様性とつながり」であり、地域とつながる『豊西ふるさと学習』を強く推進し、個別最適な学習を展開していきます。また、学校運営協議会(CS)の中でも、ふるさと学習を推進するための御意見や御示唆を多くいただき、力強く支援していただいています。これこそ、地域に見守られ、地域の中でたくましく育つ子供たちの姿につながっていくのです。
○主な企画内容 ふるさと大好き! のびのび『豊(とよ)西(にし)っ子』を育てる
~「豊西ふるさと学習」推進プロジェクトがスタート~
浜松市の東側を流れる天竜川のすぐ西側に位置する豊西地区では、水田やビニルハウスが多く見られ、米、セルリ、ニラなどの農作物が盛んに作られています。学区周辺には、豊かな自然と、様々な歴史があります。子供たちは「豊西ふるさと学習」の中で、自分たちが生まれ育った豊西地区のよさをさまざまな活動を通して感じ取ります。
子供たちは、生活科の学習や総合的な学習の時間に、栽培活動や豊西地区の自然や歴史などを見聞きする活動、食育活動や俳句作りなどの様々な活動を体験します。その度に、小さい頃から親しんできた豊西地区に対するイメージが少しずつ膨らみ、自分のこととしてとらえられるようになっていきます。「やっぱり豊西は私たちの自慢だ!」こうした思いをもつ子供が数多くいます。豊西ふるさと学習の中で、『豊西のよさや豊かさを感じ取ろう』『そのよさを私たちから発信しよう』『豊西地区の魅力を多くの人に知ってもらおう』、そんな子供たちの思いを実現するために「豊西ふるさと学習」推進プロジェクトがスタートしました。
1年:生き物と仲良し
4年:セルリの収穫体験
活動内容
5年生の子供たちが、本年度最初のふるさと学習「田おこし見学」「田植えに挑戦!」に動き出しました。子供たちは、この日が来るのをとても楽しみにしていました。
4月25日(月)、ついに米作り名人の川合さん(地元農家)との出会いの日を迎えました。学校のすぐ近くの水田に到着すると、子供たちの胸は高鳴りました。その後、大きなトラクターで田おこしが始まると、子供たちから「うわあ、すごい!」と感嘆の声が上がりました。田植えに向けての気持ちが一気に高まりました。
5月9日(月)、学校のすぐ近くの水田ですが、子供たちはわくわくしながら田植えに出掛けました。米作り名人の川合さんと再会し、田植えについて説明を受けた後、田んぼの中に入りました。入った直後は「気持ち悪い!」等の声が聞かれましたが、子供たちは次第に、ぐにゅぐにゅした足下に体をふらつかせながらも稲の苗を丁寧に植えていきました。約30分間で田植えを終え、「田植えって大変だね!」と多くの子が口にしていました。
学校に戻った後、「田おこし見学」と「田植え体験」のそれぞれの活動を振り返りました。
『苗を植えるのは予想以上に大変だったね。』『今度は稲刈りにも挑戦したい。』『それから、ご飯は残さないように食べるようにしないと…。』『機械はやっぱり便利だよね。』
社会科の学習で米作りについて、資料集やタブレットで調べて頭の中では理解したものの、実際に見聞きしたり体験したりするのでは全然違うことを肌で感じ取りました。何よりも、地元の米作り名人から教えていただき体験したことは小学校を卒業して大人になってからも忘れないことでしょう。
この「田おこし見学」「田植え体験」が持続可能な活動となるよう、学校支援コーディネーター(鈴木孝子さん)に、学校と地元農家の間に入っていただき、それぞれの活動をコーディネートしてもらいました。このコーディネーターの役割こそが持続可能な活動となっていくために大切なことなのです。
また、『稲刈りをしてお米を収穫できたらお米で料理を作ってみたい』というHさんの発案を生かして2月にライスパーティーを実施することが決定しました。
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