NO団体名主な企画内容
26 浜松市立豊西小学校(静岡県) 「ふるさと大好き!のびのび『豊西っ子』を育てる~「豊西ふるさと学習」推進プロジェクトがスタート~」
1~6年生の各学年で核となる活動を決め、児童が生活科や総合的な学習の時間(友豊タイム)の中で、豊西地区のひと・もの・ことに関わる学習を「豊西ふるさと学習」として推進プロジェクトを立ち上げ、取り組んでいく。

速報レポート16 5年稲刈り体験

活 動 日:9月6日(火)
活動場所:豊西小学校北側の水田
活動人数:5年児童62人、教員2人、地元農家5人
活動内容

 さて、5月9日(月)に植えた稲の苗は、どのくらい大きく成長したのでしょうか?
田植えを体験させてもらったちょうど1か月後に、5年生の子供たちは学校東側の水田に稲の観察に出掛けました。その時、稲の背丈はほとんどがまだ30㎝以下でした。水田の近くを登下校する子供たちは、毎日稲の成長を気に掛けていました。他にも、『その後、稲は大きく成長しているかなあ。』と日記に書いてくる子もいました。
 その後、7月から夏休みにかけて、水田に植えた苗は、太陽の光をいっぱいに浴びて、背丈は70~80㎝までぐんぐん成長しました。立派に成長したのは、米作り名人の川合さんがこまめにお世話をしてくださったおかげと、きっと子供たちの思いが届いたからなのでしょう。
 9月6日(火)、ついに稲刈りの日を迎えました。5年生の子供たちは、学校を出発し、東側にある水田に向かいました。立派に成長した稲穂を見た子供たちは、歓声の声を上げていました。
「すごく大きくなったね。びっくりしたよ。」
「ほら、お米の粒がいっぱいついているよ。」
「うまく刈り取れるかなあ。」「よしっ!いっぱい刈り取るぞ。」 など。

 水田に到着すると、最初に米作り名人の川合さんから稲刈りの仕方を教えていただきました。その後、子供たちの稲刈り体験が始まりました。最初は、慣れない手つきで稲をつかんだり、鎌の使い方が分からなくてうまく刈り取れなかったりしていました。時間が経つにつれて、少しずつこつをつかみ、手際よく刈り取ることができるようになりました。途中でやや強めの雨が降ってきましたが、子供たちは集中して稲刈りに取り組み、30分も経たないうちにたくさんの稲を刈り取りました。稲を刈り取った後は、満足そうな表情を浮かべたり、「疲れたね。」「大変だったね。」と感想を口にしたりしている子が見られました。
 稲刈りが終わると、教えてくださった名人の川合さんに感謝の挨拶をして学校に戻りました。途中、少々の稲穂を大事そうに手にしている子供の姿が印象的でした。
 教室に戻ると、Hさんの発案による「2月にライスパーティを開こう!」を確認する声が聞かれ、期待はますます大きく膨らみました。


川合さんの説明を聞く子供たち

説明をする川合さん

稲刈りをしている子供たち①


稲刈りをしている子供たち②

稲刈りをしている子供たち③

稲を刈り取った子供①


稲を刈り取った子供②



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