NO団体名主な企画内容
26 浜松市立豊西小学校(静岡県) 「ふるさと大好き!のびのび『豊西っ子』を育てる~「豊西ふるさと学習」推進プロジェクトがスタート~」
1~6年生の各学年で核となる活動を決め、児童が生活科や総合的な学習の時間(友豊タイム)の中で、豊西地区のひと・もの・ことに関わる学習を「豊西ふるさと学習」として推進プロジェクトを立ち上げ、取り組んでいく。

速報レポート17 1年生:おー川で遊ぼう

活 動 日:9月22日(木)
活動場所:豊西小学校東側のおー川
活動人数:1年児童68人、教員2人、
地元支援者2人、保護者ボランティア5名
活動内容

 9月22日(木)、やや心配された天候の中、1年生の子供たちは元気いっぱいに学校を出発していきました。5名の保護者ボランティアの方が帯同し、活動の様子を見守ってくださいました。また、地元支援者の方が事前に草刈りを行い、この日のためにずっと前から川の様子や生き物の様子を観察し、おー川(豊田川)で遊ぶタイミングを見計らってくださいました。
 1年生の子供たちも、この「おー川で遊ぼう!」の活動をとても楽しみにしていました。今朝、家から虫かご、バケツ、タオル、サンダル、水着等をもってわくわくしながら登校しました。水着に着替え、その上に上着を着て準備を整えました。出発前に、担任の先生から虫や魚をとるための網が配られると、わくわく感は最高潮に達しました。
 子供たちはおー川まで歩いて出発しました。到着した時は多くの子がにこにこ顔でした。
 まず、子供たちはステージ型の階段部分に座っておー川の水の流れを見渡しながら、おー川での遊び方について担任や地元支援者から話を聞きました。
 話が終わり、いよいよ川の中に入る瞬間がやってきました。地域の支援者や保護者ボランティアに支えてもらいながら、子供たちは川の中に入りました。おー川に足を踏み入れた時の感触は、これからもずっと心の中に残ることでしょう。満面の笑顔を浮かべている子、ちょっと心配そうな表情の子、夢中になって魚を探し始めた子等々。多くの子供たちがすぐに川の感触に慣れ、川の中で活動を始めました。魚を網で捕まえようと水中に視線を集中させたり、川の水の感触を楽しむかのように友達の後を歩いたり、捕まえた生き物を友達と見せ合ったりする姿がとても微笑ましく感じられました。
 活動を終えて学校に戻った子供たちは、次のような感想を口にしていました。
〇初めておー川の中に入ったけど、冷たくて気持ちが良かったです。たくさんの生き物がいてびっくりしました。
〇魚は動きが速くてうまく捕まえられなかったけど、小さいエビやオタマジャクシを捕まえることができてうれしかったです。
 地域の方々が大切にしている「おー川(豊田川)」で思い切り遊び、自然と触れ合う中で、
 子供たちは、ふるさと豊西のよさや素晴らしさを無意識のうちに感じ取っているのです。小学校に入学して半年ほどが過ぎました。今回の活動では、入学したばかりの春のおー川の様子とはまた違う姿が多く見られました。そんな季節の変化に気付いている子もいました。日々の子供たちの成長には目を見張るものがあります。この子らが大きくなって、ふるさと豊西のよさに気付き、その素晴らしさを実感する日がいつかきっと来るでしょう。


おー川に向かう子供たち

おー川に足を踏み入れる

川の感触を確かめながら…


網の中には何がいるのかな①②


活動の様子をそっと見守る保護者ボランティア


川の中にはこんな生き物がいたよ



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