NO団体名主な企画内容
9 つくし野ビオトーププロジェクト(東京都) 「都市近郊に住む子どもたちが、作物を植え・育て・収穫し・食べ、いきものとふれあう『体験的環境学習活動』」
地域内の畑(生産緑地)を利用し、春から秋にかけて、自ら作物を植え、育て、収穫し、料理して食べる活動を通じて、自らの命と食べること、生きること、地球・地域環境との繋がりを体験し、味わい、理解を深める。

速報レポート9 第3回定例活動「プールのヤゴ救出大作戦!」

活動日: 2023年06月04日
活動場所: 町田市つくし野 専用畑内
参加人数:未就学 5名/ 小・中学生 22人 / 大人 23人 / 指導者 6人 / 合計56人
活動内容報告のブログ:
つくし野ビオトーププロジェクト: 第3回定例活動 活動報告 (動画追加)(末尾におまけ付) (biotop-project.blogspot.com)
活動内容

プールのヤゴ救出大作戦 Vol.17

6月4日日午後、豪雨で予告1日日程を伸ばして活動を実施。
前日3日土、夕方プールの確認に行くと、水量が前日までの記録的豪雨で2/3ほどまで大幅増水。

この水位のままでは、とても子供たちをプールに入れられない。
急遽設備系に詳しいS氏と2人で協議。
専用の道具を見つけたので、排水弁をあけることに…。

私も理科系・技術系だけど都市計画や建築意匠・環境対応が専門分野。
S氏の設備系の知識と経験がとても生き、無事、水抜きに成功。
それでも心配な翌6月4日日朝、準備の前に真っ先にプールを見に行くと…。

水位は適切。
カルガモが、恐らくオタマジャクシを食べに来ている姿があり。
午前中は一人で準備対応。

昼頃、支援に来てくれたT氏と、事前に上州屋OWつきみ野店で購入(1540円/7パック・140g)し、自宅冷蔵庫で保管しておいたものを、35パックに小分け。

樋村ご夫妻、I君も事前作業に加わってくださり…。
受付は、いつもお願いするA家母娘のお二人に…。
参加者は延期したこともあり、例年より少なめか?

お話ししたのは例年通り、
 ・どうしてプールにヤゴがいるのか? 
 ・どんな種類のヤゴがいるのか? 
 ・ヤゴはどうやって見分けるのか? 
 ・ヤゴは生餌しか食べないこと、生餌のアカムシの入手方法について 
 ・プレゼントするヤゴの数の理由と 
  飼育資材(木の枝3本、水草2種、生きたアカムシ)の説明 
…など
やや大きいシオカラトンボ。    やや小型のアカトンボ。

少し慣れればすぐに頭の形、体つきなどで、簡単に見分けられるようになる。
お話しは早々に、プールでヤゴ救出開始。
水深は、最適。

これは、もうオタマジャクシではなく、カエルと呼ぶべきか…。

昇降タラップを利用して羽化したと思われるシオカラの姿も…。
濡れて翅がくっついてしまっている。

参加者を4班に分けて、ヤゴの数を集計することにし。
立候補してくれた班長?さんに、集計シートなどをお渡しし。
プールサイドを時計回りに1から4班を設定し…。
今回、特に感じたのはベテランママたちの機動力!
私も細かい落ち葉の中から小さく似た色のヤゴを見つける細かい作業の連続は、決して得意ではないけれど、ベテランママたちは手際よく、長時間、つぎつぎにヤゴを見つけ、カウントし、記録していく…!
何とも素晴らしい
途中、水分補給の休憩を挟んで、2回、延1時間ほど救出作戦を実施。

多目的室に撤収し、水分補給と塩分タブレットを配布。
まとめの集計結果を発表。

4班に分けて救出したヤゴたちの数の集計結果はこんな感じ。

救出した生き物の合計総数は、3457匹!
ヤゴはほぼ例年通りの数。
ヤンマは今年はいなかった。
昨年と同様、カエル(多分アカガエル)はいた

昨年同様、カエル(オタマジャクシ)も多く。
アカガエルかな?
それにしてもどういう経路でプールに入り込んだやら…。
オタマジャクシのうちは容易に飼えるけれど、カエルになると生餌しか食べない。
これまた飼育は容易でないことを説明。

希望者に、適切な数のヤゴを配布。

併せて、水草・アカムシ・小枝3本もプレゼント。

解散後、手元に残ったヤゴ・オタマジャクシは小学校の池と、小池自宅のミニビオトープにリリース。
この日の参加者は、
未就学:5名。
小学校1年:1名、2年:2名、3年:8名、4年:4名、5年:1名、6年:5名。
小学生の合計:21名
中学生:1名
保護者:23名
支援者・取材者・代表(樋村夫妻、Tさん、I君、岡本さん、小池):6名
未成年の合計:27名
成人の合計:29名
参加者の総合計:56名

















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