NO団体名主な企画内容
9 つくし野ビオトーププロジェクト(東京都) 「都市近郊に住む子どもたちが、作物を植え・育て・収穫し・食べ、いきものとふれあう『体験的環境学習活動』」
地域内の畑(生産緑地)を利用し、春から秋にかけて、自ら作物を植え、育て、収穫し、料理して食べる活動を通じて、自らの命と食べること、生きること、地球・地域環境との繋がりを体験し、味わい、理解を深める。

速報レポート20 第6回定例活動報告

活動日: 2023年09月16日(土)
活動場所: 町田市つくし野専用畑内
参加者:
未就学 3名/ 小・中学生 12人 / 大人 14人 / 指導者 3人 / 合計32人
活動報告

第6回定例活動「畑のお世話~カボチャなどを収穫しよう!」



9月16日土、この日も最高温度が33度。
涼しいうちに…と思って午前9時過ぎからタープを張ったけれど、すでに遅く。
ひとりの内に、この1週ほど取り組んでいるミニトマトの柵の跡地を整備など…。
道路側に掲示をだし、活動旗を掲示して準備は完了。
文字で書くと簡単だけれど、高温・無風でなかなか厳しい準備作業。
この日の掲示資料は少しだけ…。
受付はこんな感じ。
猛暑の午後となったので、参加者は多くなく。



わたしからのお話しは、この日の作業と収穫するものについて…
下の絵は、この日収穫した、カボチャ・バターナッツ・トウガンの種のある場所について…。
シシトウは今年の猛暑で一部辛いものが生じていることを注意し…。
カボチャとバターナッツの一部は、すでに熟して割れてしまい、食用ではなく次年度の種採り用に…。
観賞用に希望者に分けたトチのみ。
食べるには大変な労力を要するけれど、見た目はクリ饅頭みたいでおいしそう??
お話の後、保護者の皆さんと子供たちは適宜分かれて収穫と作業を実施。
子供たちは、立体栽培した栗カボチャなどをハサミで収穫。
次に、地這い栽培したカボチャも収穫。



冬瓜を探している子もいる。
保護者の皆さんには、今年は全く収穫できなかったサヤインゲン(ツルアリとツルナシ)やエダマメ(ダイズ)に見切りをつけて、全て抜いてしまい、棚も片付けてしまう…という辛い作業。
子供たちには、ハサミを使っても大きい作物の根元を切り取るのは大変な作業。
双子が二人掛かりで、バターナッツと格闘中。
冬瓜のツルは小さなとげがあるので片付けるのも大変。
除去した豆類は、乾燥させて、粉砕して、たい肥にする。
ツルアリインゲンのツルが絡まったネットを取り外すのはなかなか大変な作業。
子供たちは次に、畑の土手に用意しておいた場所にハツカダイコンなどの種蒔き。



皆が良く頑張ってくれたので、サツマイモをひとウネだけお試し収穫。
今年は初めての試みとして、秋作のジャガイモに挑戦。
片付けを終えた場所を直ちに耕耘し…
まだ高温なので、半割にせず植付。
2ウネに5キロ分の種芋を植付。
もうじきとしてはぎりぎり遅かったので、そもそも1キロ500円を半額処分で250円で農協の売店で入手したもの。



バターナッツ(ピーナッツカボチャ)は、全て私が昨年収穫したものの種を残しておいて、苗から育てたもの。
この日は全体の2/3ほどを収穫。
それでも収量はかなりあった。



冬瓜もとても出来が良かった。



ピーマンとシシトウはこのところ安定して収穫できている。
サツマイモは、一般的な収穫期から1ヶ月ほど早かったけれど、今年の猛暑のせいか、ほどほどの大きさのものが…。



収穫と、跡地整備と耕耘と植付と並行してやるのでなかなか忙しい。
収穫物はなるべく平等に配分するために、番号札で抽選方式はいつも同じ。



これで2家族分。
冬瓜が一つか2つ、バターナッツが3つか4つ、そのほか、少しづつ。
お約束の集合写真。



この日の参加者は、
未就学:3名
小学校1年:3名、2年:4名、3年:2名、4年:2名、5年:1名
小学生の合計:12名
保護者:14名
顧問・その他・代表:3名
子供の合計:15名
大人の合計:17名
総合計32名。

〈おまけ:解散後に耕耘〉
皆が解散後もYさんが、耕耘を手伝ってくださり…。

〈おまけ:サツマイモの葉と葉柄の青菜炒め〉
市場には出回らず、畑でも普通なら捨ててしまう部分も、鮮度が良く工夫すればおいしく食べられるものもある。

以下は、KHさんより、活動日の夜頂いたメッセージの一部。
「こんばんは!
本日参加させていただいた、小1双子母です
本日も家族皆で楽しい経験をさせていただきありがとうございました☆

サツマイモの茎(小池注:茎ではなく葉柄)と葉をさっそく青菜炒めのようにして食べたら、めちゃくちゃ美味しくってビックリしました。
全員でおそるおそる味見のつもりが、美味しすぎて一瞬で無くなってしまいました。
写真を撮る間もなく一瞬でした
あまりにおいしく、感動してご連絡しました
芋掘りならぬ「茎とりに行きたい〜!!!」と子供達が言っているくらいです
また参加させていただいた際には、どうぞ宜しくお願い致します」

いつも来てくださり、写真も良く送ってくださるCYさんより
上記の内容をお伝えしたら…
「芋のつる おいしいって感じてもらえて良かったです
我が家も定番のきんぴらを作りました。
明日のお弁当の一品です。
シシトウは、炒めてるときから辛そうな 目にしみる匂いだったので卵を混ぜました
辛さが和らぐと思ったのですが、
食べてみたら思っていたより辛〜くて
卵をもう一個たして 
それでも 辛い辛いとご飯がすすむししとうでしたご馳走さまでした」

我が家でサツマイモのツル以外の葉と葉柄をニンニク・塩コショウなどで味付けしてさっと炒めたもの。
葉など、ホウレンソウより柔らかく食べやすい。
茎もほとんどは硬くて食べられないけれど、先っちょはやわらかくておいしい。
奥様お手製の定番パンプキンスープ。 美味。
奥様作の大学芋。 これもまたまた美味

★この速報レポートは、活動団体オリジナルのHP/ ブログで公表している内容を元に作成しています。
以下でより詳細な内容を確認いただけます。
つくし野ビオトーププロジェクト: 活動報告:第6回定例活動を実施(末尾におまけたくさん) https://biotop-project.blogspot.com/2023/09/blog-post_20.html


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