NO団体名主な企画内容
8 つくし野ビオトーププロジェクト(東京都) 「都市近郊に住む子どもたちが、作物を植え・育て・収穫し・食べ、いきものとふれあう『体験的環境学習活動』」
ジャガイモ、玉ねぎなどの生育体験から、生きものや食べものへの理解を深めるとともに、カブトムシ相撲大会や小学校プールのヤゴ採集、魚とりなど、身近でワクワクできる体験を継続して実施し、都会の子どもたちの自然体験文化を醸成する。

速報レポート25 小川小 4年生70人に出張環境学習(その5)「目指すは湿地型ビオトープ??」

活動日: 2024年 10月 10日 午後 2コマ
活動場所: 東京都町田市立小川小学校
三加人数: 小学生 70人 / 大人(保護者他) 0人 / 指導者 4人 / 合計 74人

<活動内容>



思い起こせば、7月17日に学校ビオトープについてのレクチャーを実施。
その後、1.5ヶ月連絡がない…と思ったら、夏休み明けに池を改修したいという希望があると…。
更に、11月2日土に予定されている学習発表会で発表したいと…。
えぇ!! 何度、指折り数えても2ヵ月しかない。
何を企てるにしても、時間がない。
加えて実現するために使えるお金も一切ない。
(この段階での)計画もほとんどない。
(恩田小でも前の年の夏休み前に話したけれど、
プロジェクトマネージメントの基本の3要素は、計画(目標)・資金(コスト)・時間管理)
でも気を取り直して、これまでその2からその4で紹介したように何回かの作業で、池の生物調査をし、2つの池の水を抜き、池の底の大量のヘドロを掘り出し、内部を洗い、ゴミを除去し…。
並行して何も購入できないので、色々なところから資材をただで頂くことに努め…。
いよいよ次週には、水深変更の作業と植え込みの作業を…というところまで来たので、
もう一度学校ビオトープとは何か?何のためにどうなることを目指して、どういう作業をするのか?ということを確認し、その上で湿地型ビオトープの整備案を考えることに…。
1学年全体の2クラス一度にやると、細かいところが伝わりにくいので、今回はクラス別に、5時間目に4-2、6時間目に4-1に同じ内容で繰り返すことに…。
今回も4-2への活動で前回も支援してくれた櫻井亜里沙さんと2人で対応。
最初は、用意しておいた廃物利用の看板立てと小池自宅でこの半年育てたバケツ稲を紹介。



次にそもそも学校ビオトープとは?小川地区の昔の姿は?小川の地名の元となった川のいまの姿は?などなど、夏休み前に放した内容を振り返りとしてお話しし…



今回目指す湿地型ビオトープは、陸地と水の両方が繋がっているエコトーン。
この場所に生える植物は、抽水型植物といい、稲もまあこの仲間。
星校長先生とはじめてお目にかかったのは5月も末ころ。
ご要請を受けて夏休み直前にビオトープとは?という出張環境学習のお話を7月半ばにしてから連絡がなく…
4-2担任のTB先生から9月初のお電話で、「皆が池を整備したい、11月2日の学習発表会の題材にしたい…と言っている」というのでびっくり。



星校長先生にお聞きしたお考えと、私の提案を簡単にまとめると、こんなところか…
下の右側写真は、無料でもらったものや、校内にあって使えるもの。



水抜きしてヘドロを取り除くことでようやく正しい深さが分かったのだけれど、A池が思った以上に深い。
これを解消しないとそもそも低学年の子が落ちると危険だし、管理しにくい…
でも、かけられるお金無しでこれを実現するとは容易なことでない。
M氏の縁で使えることになったプラパレットを活用する方法をいろいろシミュレーション。




これは小池自宅前のミニミニビオトープ。
ここからも、一部移植。
バケツ稲も一部だけ移植。



…ということで、ようやく準備が整いそうなこの場所をどうしたい?と、下の絵で描いてほしいと2クラス70人に問いかけ。



この日のお話しを、ざっとまとめると…



終了後、一鉢だけお試しで持ってきたバケツ稲を浅いB池に沈めてみると何かいい感じじゃない!

参加者は
小学生4年生:70名
指導者(担任2名+櫻井・小池):4名
参加者総数:74名

HP/ブログでの公表 :
つくし野ビオトーププロジェクト: 小川小 4年生70人に出張環境学習(その5)
https://biotop-project.blogspot.com/2024/10/4705.html


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