NO団体名主な企画内容
46 平尾台自然の郷(福岡県) 「平尾台カルスト大冒険! 〜3億5千万年の時代を超えて〜」
"平尾台を形作る石灰岩は、3億5千万年前に赤道近くにあった珊瑚礁が、海洋プレートにのって移動してきたものだと考えられている。平尾台の【大地の大冒険】の軌跡を辿って、ドリーネや洞窟を探検する。"

速報レポート4 『豪雨後のドリーネ探検』

実施日  7月11日(水)
参加人数 【小学4年生】51名  【教員】3名  【ガイド】4名

 7月6日~8日にかけ、西日本を豪雨が襲いました。こどもたちの住む地域では避難勧告が発令され、平尾台は土砂崩れや陥没等の被害がありました。ドリーネ探検のコースは一時、斜面に滝ができ、内部には雨水がたまり大きな池となりました。こどもたちへの被害を心配しましたが、なんとか平常に戻りつつある中、開催することができました。長い年月をかけて石灰岩に刻まれた溝(カレン)を観察し、雨とカルスト地形は密接に関わっていることを学びました。今回の豪雨によって新しい発見もありました。大量の雨が降ると、雨水が地下へと流れ込む‘吸い込み穴’で逆流現象が起こることが分かり、これにはガイドも驚きました。

豪雨時の探検コースの様子です。雨がやむと半日で水がひき、草原へと戻りました。
吸い込み穴の周りの地面が、地下からあふれた土砂で盛り上がっていました。
深い竪穴洞窟の脇を歩きます。「この竪穴の底にも、雨水の吸い込み穴があるんだよ」解説を聞いて、恐る恐る中をのぞき込んでいました。

「雨水が少しずつ石灰岩を溶かすんだ」

■一学期の活動を終えて
ここまでで北九州市内小学4年生1,026名(22校)が活動を終えました。早速、活動を終えたこどもたちから嬉しいお便りが届いています。「平尾台にまた行きたい」と、休日にご家族で再来される姿も見られます。喜びの声を、夏休み・二学期とこれからの活動の原動力にしたいと思います。










速報レポート1 『レッツ!ボトムハンティング!』
速報レポート2 『ナニコレ珍百景に投稿!?』
速報レポート3 『雨水はどこへ行った?』
速報レポート4 『豪雨後のドリーネ探検』
速報レポート5 『カルストキッズレンジャー』
速報レポート6 『環境リサーチ隊、真っ暗闇を体験』
速報レポート7 『二学期の活動開始!』
速報レポート8 『自然が創り出したアスレチック』
速報レポート9 『ようこそ、霧の平尾台へ!』
速報レポート10 『鍾乳洞の中の植物』
速報レポート11 『祝☆3万人突破!』
速報レポート12 『野焼きを考える』
速報レポート13 『太古の動物に想いを馳せて』
速報レポート14 『平尾台を楽しむためのお約束』
速報レポート15 『平尾台は元ハワイ?!』
速報レポート16 『洞窟探検の本番に向けて』
速報レポート17 『岩の砦で自由研究』
速報レポート18 『アニマルサインを探そう』
速報レポート19 『平尾台と人々の暮らし』
速報レポート20 『平尾台に洞窟はいくつある?』
速報レポート21 『静かな地下世界』
速報レポート22 『洞窟探検本番』
速報レポート23 『秋深まる平尾台』
速報レポート24 『自然と人との共生』
速報レポート25 『羊クイズ』
速報レポート26 『こどもたちとガイドさんたち』
速報レポート27 『コウモリ冬眠開始』

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