速報レポート９　『ようこそ、霧の平尾台へ！』

　この日の平尾台は終日、霧に包まれました。こどもたちは、麓の町からバスで登ってくる最中、雲の中に入っていく感覚を味わったこととでしょう。平尾台に到着すると、「すごい！真っ白！」と、幻想的な景色を楽しみながら、観光鍾乳洞見学に向かいました。
　こどもたちにとって、鍾乳洞の中は不思議なものだらけのようで、たくさん質問を投げかけてきてくれます。さらに、この日は鍾乳洞から出たとたん、眼鏡をかけていた子が「くもって前が見えん」と、慌ててメガネを拭き始めました。『どうして眼鏡がくもったか分かるかな？』ガイドの投げかけに、みんなで原因を考えました。
　地上に戻ると、周辺の植物を観察しました。「餃子のにおいがする」・・・これはニラの花だよ。「ひっつきムシや」・・・これはキンミズヒキの種だね。こどもたちならではの視点で、秋の草花を学びました。
　～次回は晴れた日に、雄大なカルストの風景を見にきてね～

霧の中を歩くのも貴重な体験

鍾乳洞内の地面にあいた穴を観察中

鍾乳洞に迷い込んだカエル発見

足元は泥んこですべりやすいよ

ニラの花

キンミズヒキの種をくっつけ合い

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