NO団体名主な企画内容
46 平尾台自然の郷(福岡県) 「平尾台カルスト大冒険! 〜3億5千万年の時代を超えて〜」
"平尾台を形作る石灰岩は、3億5千万年前に赤道近くにあった珊瑚礁が、海洋プレートにのって移動してきたものだと考えられている。平尾台の【大地の大冒険】の軌跡を辿って、ドリーネや洞窟を探検する。"

速報レポート15 『平尾台は元ハワイ?!』

9月26(水)参加人数
 【小学4年生】102名  【教員】6名  【ガイド】5名

 晴天に恵まれ、ドリーネ探検を行いました。探検コースには、平尾台カルストのシンボルと言える、白く丸みをおびた石灰岩(ピナクル)が多数あり、見て触れることができます。平尾台の石灰岩は、3億5千万年前に赤道付近にあったサンゴ礁が、海洋プレートにのって移動してきたものだと考えられています。地下深くでマグマの熱を受け、結晶質石灰岩(大理石)となり、平尾台カルストを形づくっています。
 こどもたちとって、3億5千万年という年月や平尾台が海だったということは、なかなかイメージしづらいようです。そこでガイドが『大昔、平尾台はハワイのような所にあったサンゴ礁なんだよ』と言うと、「えー!どうやってハワイから来たの?」と驚きの声があがります。その理由を説明する時には、『地震が起きる仕組みは習ったかな?』と問いかけると、「プレートが動くから」という答えが返ってきます。こうして、こどもたちはプレートにのって海を渡るサンゴ礁を「スゴイ、スゴイ」と、イメージできているようです。小学4年生なら十分に、壮大な大地の大冒険を実感することができています。


お気に入りのピナクルに登ろう

ピナクルの上で思い思いの時間

結晶質石灰岩(大理石)



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