NO団体名主な企画内容
46 平尾台自然の郷(福岡県) 「平尾台カルスト大冒険! 〜3億5千万年の時代を超えて〜」
"平尾台を形作る石灰岩は、3億5千万年前に赤道近くにあった珊瑚礁が、海洋プレートにのって移動してきたものだと考えられている。平尾台の【大地の大冒険】の軌跡を辿って、ドリーネや洞窟を探検する。"

速報レポート21 『静かな地下世界』

実施日  10月5日(金)
参加人数 【小学4年生】139名  【教員】5名  【ガイド】5名

 台風25号の最接近は明日の予報です。まだ雨は降っていませんが、濃霧のため、雨天プログラムの観光鍾乳洞探検を行いました。活動拠点である市立公園 平尾台自然の郷は、標高400mの場所にあり、気象の影響を受けやすい立地にあります。私たちは、大型バスが山道を登って来られるように、アクセス道路の巡視と支障対策をする役割も担っています。
 この日は活動前に、『平尾台に来るのが初めての人?』と問いかけると、わずかに手が挙がりました。「よく公園に遊びに来る」「草ソリに来たことがある」という多くのこどもたちは、いつもの景色が霧で一変していることに驚いていました。
 続いて、観光鍾乳洞へと移動します。深い竪穴を下った地下の世界は、霧も風もなく穏やかです。足元を流れる川を見ながら、上流へと進んでいきます。
 『天井を見てごらん。最近流れてきた落ち葉が付いているよ。大雨の日は天井まで水に浸かるんだね。』
 ガイドの言葉に、お天気によって平尾台のフィールドはめまぐるしく変化することを実感したようでした。
 15時頃に活動を終えたこどもたちを見送った後、平尾台自然の郷は台風対策のためアーリークローズとなりました。


バス運転手泣かせの霧

「すごい霧」「真っ白!」

「初めて平尾台に来た人、手を挙げて」


地下は霧も風もなく静かな世界。

大雨が降ると天井まで水に浸かるんだ。



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