NO団体名主な企画内容
46 平尾台自然の郷(福岡県) 「平尾台カルスト大冒険! 〜3億5千万年の時代を超えて〜」
"平尾台を形作る石灰岩は、3億5千万年前に赤道近くにあった珊瑚礁が、海洋プレートにのって移動してきたものだと考えられている。平尾台の【大地の大冒険】の軌跡を辿って、ドリーネや洞窟を探検する。"

速報レポート23 『秋深まる平尾台』

実施日  10月10日(水)
参加人数 【小学4年生】53名  【教員】3名  【ガイド】4名

 雨天のため、観光鍾乳洞探検を行いました。こどもたちを乗せたバスが到着するや否や「寒い、寒い」と言いながら、バスを降りてきました。夏場ひんやりと涼を感じた鍾乳洞の気温に、いま外気温が近づいてきています。こどもたちは「コウモリが見たい」期待していましたが、残念ながら鍾乳洞で間近にコウモリを見られるのは、冬眠を始める11月頃。もっと寒くなってからです。
 足元を流れる川を見て「水が綺麗」というこどもたちに、『昔、この川はみんなの頭の上を流れていたんだよ。ここに当時の川の跡‘ノッチ’がついてるよ。』とガイドが説明します。さらに川の上流へと進み、『川の水は地底湖から湧き出ているよ。』と水が溢れ出てきている岩の隙間を指さします。こどもたちは一人ずつ岩の隙間に手を伸ばしては水を触って「冷たい」とはしゃいでいました。
 この日探検した牡鹿鍾乳洞は、雨水が地下に流入してくる縦型洞窟を観光化した鍾乳洞です。一般的な横型の流出タイプの洞窟とは、鍾乳石や溶食の様子が異なります。鍾乳洞の管理人さんには、平尾台を訪れる人が減る雨の日に、こどもたちの自然体験の場として無料で利用させていただいています。感謝感謝です。


牡鹿鍾乳洞

寒い~!

ノッチを観察


鍾乳石を観察



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