NO団体名主な企画内容
46 平尾台自然の郷(福岡県) 「平尾台カルスト大冒険! 〜3億5千万年の時代を超えて〜」
"平尾台を形作る石灰岩は、3億5千万年前に赤道近くにあった珊瑚礁が、海洋プレートにのって移動してきたものだと考えられている。平尾台の【大地の大冒険】の軌跡を辿って、ドリーネや洞窟を探検する。"

速報レポート19 『平尾台と人々の暮らし』

■10月3日(水)の参加人数
午前 【小学4年生】 43名  【教員】3名  【ガイド】4名
午後 【小学4年生】118名  【教員】5名  【ガイド】5名

 無事台風24号が過ぎ去ったと思ったら、またもや次の台風25号が接近中です。フィールドはススキが見頃を迎えています。台風の合間に美しいススキを愛でようと、平日にも関わらずたくさんの登山者の姿が見られます。平尾台は観光地でもあり、地元の自然愛好家や写真愛好家が足繁く通うフィールドでもあります。この日、ドリーネ探検にやってきたこどもたちからも「平尾台っていいところ」「平尾台って楽しいね」と、友達同士で言い合う声が聞こえてきました。ガイドとしては、もうそれだけで‘この活動をやって良かった’と感じます。
 探検コースにいくつもあるドリーネのうち、一番最後に降りるドリーネは、底が不自然に平らにならされています。『どうしてこのドリーネの底は平らになってると思う?』ガイドが問いかけます。すると、「隕石が落ちた」「UFOの発着所」「お相撲さんの土俵」など、みんなでいろいろと空想します。
 『正解は、昔ここは畑だったからだよ。どうしてドリーネで畑をしていたんだろう?』
 この場所まで1時間近くドリーネを探検してきたこどもたちには、答えにピンとくることがあるようです。
 「ドリーネは雨水や肥えた土が集まって、野菜がよく育つから。」みんな納得の理由です。
 平尾台は古くから生活の場であること、現在も住んでいる方がいて、ドリーネを農地として使っていることを学びました。


黄金色に輝くススキの中を歩きます。

こどもたちの笑顔も輝く!

いくつもドリーネを巡る。


ドリーネ耕作の跡地



速報レポート1 『レッツ!ボトムハンティング!』
速報レポート2 『ナニコレ珍百景に投稿!?』
速報レポート3 『雨水はどこへ行った?』
速報レポート4 『豪雨後のドリーネ探検』
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速報レポート8 『自然が創り出したアスレチック』
速報レポート9 『ようこそ、霧の平尾台へ!』
速報レポート10 『鍾乳洞の中の植物』
速報レポート11 『祝☆3万人突破!』
速報レポート12 『野焼きを考える』
速報レポート13 『太古の動物に想いを馳せて』
速報レポート14 『平尾台を楽しむためのお約束』
速報レポート15 『平尾台は元ハワイ?!』
速報レポート16 『洞窟探検の本番に向けて』
速報レポート17 『岩の砦で自由研究』
速報レポート18 『アニマルサインを探そう』
速報レポート19 『平尾台と人々の暮らし』
速報レポート20 『平尾台に洞窟はいくつある?』
速報レポート21 『静かな地下世界』
速報レポート22 『洞窟探検本番』
速報レポート23 『秋深まる平尾台』
速報レポート24 『自然と人との共生』
速報レポート25 『羊クイズ』
速報レポート26 『こどもたちとガイドさんたち』
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