NO団体名主な企画内容
46 平尾台自然の郷(福岡県) 「平尾台カルスト大冒険! 〜3億5千万年の時代を超えて〜」
"平尾台を形作る石灰岩は、3億5千万年前に赤道近くにあった珊瑚礁が、海洋プレートにのって移動してきたものだと考えられている。平尾台の【大地の大冒険】の軌跡を辿って、ドリーネや洞窟を探検する。"

速報レポート10 『鍾乳洞の中の植物』

■9月13日(木)の参加人数
午前 【小学4年生】36名  【教員】2名  【ガイド】5名
午後 【小学4年生】86名  【教員】4名  【ガイド】6名

 雨天のため、観光鍾乳洞探検を行いました。鍾乳洞の中は太陽の光が届かないため、植物は光合成ができず育たないはずですが、この鍾乳洞ではいくつかの植物を見ることができます。こどもたちと一緒に観察してみました。
 まずは、入口付近の土の上。白くヒョロヒョロした、通称〝洞窟もやし〟が発生していました。植物の種が雨水とともに鍾乳洞へ流れ込み、種の中の栄養分だけで芽を出したものです。
 続いて、頭上の照明の周り。コケ植物・シダ植物が、照明の周りだけに生えています。胞子が大気中を浮遊して分布を広げる種は、なんらかの要因で鍾乳洞の中に入り込み、人工の灯りの下でも生育できることが分かります。
 暗闇の中で懸命に生きる様子に、植物の生命力を感じる体験となったことと思います。


土の上を観察中

洞窟もやし

鍾乳石を観察


照明植生



速報レポート1 『レッツ!ボトムハンティング!』
速報レポート2 『ナニコレ珍百景に投稿!?』
速報レポート3 『雨水はどこへ行った?』
速報レポート4 『豪雨後のドリーネ探検』
速報レポート5 『カルストキッズレンジャー』
速報レポート6 『環境リサーチ隊、真っ暗闇を体験』
速報レポート7 『二学期の活動開始!』
速報レポート8 『自然が創り出したアスレチック』
速報レポート9 『ようこそ、霧の平尾台へ!』
速報レポート10 『鍾乳洞の中の植物』
速報レポート11 『祝☆3万人突破!』
速報レポート12 『野焼きを考える』
速報レポート13 『太古の動物に想いを馳せて』
速報レポート14 『平尾台を楽しむためのお約束』
速報レポート15 『平尾台は元ハワイ?!』
速報レポート16 『洞窟探検の本番に向けて』
速報レポート17 『岩の砦で自由研究』
速報レポート18 『アニマルサインを探そう』
速報レポート19 『平尾台と人々の暮らし』
速報レポート20 『平尾台に洞窟はいくつある?』
速報レポート21 『静かな地下世界』
速報レポート22 『洞窟探検本番』
速報レポート23 『秋深まる平尾台』
速報レポート24 『自然と人との共生』
速報レポート25 『羊クイズ』
速報レポート26 『こどもたちとガイドさんたち』
速報レポート27 『コウモリ冬眠開始』

プログラム検索に戻る