NO団体名主な企画内容
46 平尾台自然の郷(福岡県) 「平尾台カルスト大冒険! 〜3億5千万年の時代を超えて〜」
"平尾台を形作る石灰岩は、3億5千万年前に赤道近くにあった珊瑚礁が、海洋プレートにのって移動してきたものだと考えられている。平尾台の【大地の大冒険】の軌跡を辿って、ドリーネや洞窟を探検する。"

速報レポート27 『コウモリ冬眠開始』

実施日  10月19日(金)
参加人数 【小学4年生】51名  【教員】3名  【ガイド】4名

 雨天プログラム、観光鍾乳洞探検と平尾台自然観察センター見学を行いました。
 この日、鍾乳洞に向かうと、今季初の冬眠中のコウモリに出会い、こどもたちは大喜びしていました。中には「コウモリは怖い。」「血を吸われる。」と思っていた子もいましたが、実際に間近で観察してみると「かわいいね」と、イメージがガラッと変わっていました。ガイドが、平尾台では例年11月~3月頃まで冬眠していること、4種類のコウモリが確認されていること、超音波を使って暗闇を自由自在に飛ぶこと、などを説明しました。また、コウモリは私たち人間と同じ哺乳類だと知り、驚いていました。冬眠中のコウモリを起こさないように、そっと下を通りました。

コウモリがいた!
静かにそっと観察
キクガシラコウモリ

~おわりに~

 私たちの活動は引き続き行われていますが、レポートは今回で最後です。
 活動を終えたこどもたちのお便りから、感想をいくつか紹介させていただきます。

  • ドリーネはとても深くて落ちたら大変だと思いました。
  • 石灰岩はお砂糖みたいでした。
  • ピナクルは本当は一つの石灰岩でびっくりしました。
  • しょうにゅう洞をつくる水の力は強いと思いました。
  • 初めて山のぼりして自然ってすごいと思いました。
  • ガイドさんは毎日楽しくて最高だと思いました。



 お便りを一つ一つ読みながら、今度はどんな風にこどもたちと平尾台を楽しもうかと次の企画を考えています。
 これから平尾台は寒さ厳しい冬を迎えます。平尾台がもつ四季折々の美しさ・素晴らしさにアンテナを張って、これからもたくさんの方々に伝えていきたいと思っています。以上、ありがとうございました。



速報レポート1 『レッツ!ボトムハンティング!』
速報レポート2 『ナニコレ珍百景に投稿!?』
速報レポート3 『雨水はどこへ行った?』
速報レポート4 『豪雨後のドリーネ探検』
速報レポート5 『カルストキッズレンジャー』
速報レポート6 『環境リサーチ隊、真っ暗闇を体験』
速報レポート7 『二学期の活動開始!』
速報レポート8 『自然が創り出したアスレチック』
速報レポート9 『ようこそ、霧の平尾台へ!』
速報レポート10 『鍾乳洞の中の植物』
速報レポート11 『祝☆3万人突破!』
速報レポート12 『野焼きを考える』
速報レポート13 『太古の動物に想いを馳せて』
速報レポート14 『平尾台を楽しむためのお約束』
速報レポート15 『平尾台は元ハワイ?!』
速報レポート16 『洞窟探検の本番に向けて』
速報レポート17 『岩の砦で自由研究』
速報レポート18 『アニマルサインを探そう』
速報レポート19 『平尾台と人々の暮らし』
速報レポート20 『平尾台に洞窟はいくつある?』
速報レポート21 『静かな地下世界』
速報レポート22 『洞窟探検本番』
速報レポート23 『秋深まる平尾台』
速報レポート24 『自然と人との共生』
速報レポート25 『羊クイズ』
速報レポート26 『こどもたちとガイドさんたち』
速報レポート27 『コウモリ冬眠開始』

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