NO団体名主な企画内容
46 平尾台自然の郷(福岡県) 「平尾台カルスト大冒険! 〜3億5千万年の時代を超えて〜」
"平尾台を形作る石灰岩は、3億5千万年前に赤道近くにあった珊瑚礁が、海洋プレートにのって移動してきたものだと考えられている。平尾台の【大地の大冒険】の軌跡を辿って、ドリーネや洞窟を探検する。"

速報レポート11 『祝☆3万人突破!』

■9月14日(金)の参加人数
午前 【小学4年生】84名  【教員】4名  【ガイド】6名
午後 【小学4年生】66名  【教員】4名  【ガイド】5名

 私たちが企画するカルスト地形を活かした探検ツアーは、2010年から北九州市内小学4年生の自然体験学習に取り入れられています。始まりは、市立公園・平尾台自然の郷の施設利用を促進するべく、公園発着のガイドツアーを、北九州市にPRしたことがきっかけでした。以来8年に渡って、年間3,000~4,000名のこどもたちがツアーに体験しています。そしてこの日は、体験者数3万人突破の記念すべき日となりました。
 この日は霧のため、観光鍾乳洞探検と平尾台自然観察センターの展示を見学しました。移動途中、ドリーネに向かって、やまびこ体験を行いました。『ヤッホーと語尾を伸ばさずに、ヤッホッと短く言うんだよ』ガイドの呼びかけに、みんなで声をそろえて大きな声で叫びます。すると、幾重にも連なるドリーネの斜面からやまびこが跳ね返ってきました。ドリーネがホールの役割をして、やまびこがよく響きます。こどもたちは何度もやまびこ体験を楽しみました。
 ロングランかつ大規模な私たちの企画は、自然へのインパクトを抑えるため定期的にコース変更を行ったり、ボランティアガイドの確保・養成、といった課題を抱えています。が、こどもたちが平尾台の自然に親しみ生き生きと過ごす姿を励みに、これからも継続していけたらと思っています。


鍾乳石のでき方を学ぶ

幾重にも連なるドリーネ

ドリーネに向かって「ヤッホ」


平尾台自然観察センター見学

新聞に掲載されました。2018年9月22日(土) 毎日新聞



速報レポート1 『レッツ!ボトムハンティング!』
速報レポート2 『ナニコレ珍百景に投稿!?』
速報レポート3 『雨水はどこへ行った?』
速報レポート4 『豪雨後のドリーネ探検』
速報レポート5 『カルストキッズレンジャー』
速報レポート6 『環境リサーチ隊、真っ暗闇を体験』
速報レポート7 『二学期の活動開始!』
速報レポート8 『自然が創り出したアスレチック』
速報レポート9 『ようこそ、霧の平尾台へ!』
速報レポート10 『鍾乳洞の中の植物』
速報レポート11 『祝☆3万人突破!』
速報レポート12 『野焼きを考える』
速報レポート13 『太古の動物に想いを馳せて』
速報レポート14 『平尾台を楽しむためのお約束』
速報レポート15 『平尾台は元ハワイ?!』
速報レポート16 『洞窟探検の本番に向けて』
速報レポート17 『岩の砦で自由研究』
速報レポート18 『アニマルサインを探そう』
速報レポート19 『平尾台と人々の暮らし』
速報レポート20 『平尾台に洞窟はいくつある?』
速報レポート21 『静かな地下世界』
速報レポート22 『洞窟探検本番』
速報レポート23 『秋深まる平尾台』
速報レポート24 『自然と人との共生』
速報レポート25 『羊クイズ』
速報レポート26 『こどもたちとガイドさんたち』
速報レポート27 『コウモリ冬眠開始』

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