「『♪夕やけ小やけ♪の里』から自然体験レッツ・ゴー！」速報ニュース１

１　オオムラサキよ・・・天空高く舞い飛べ！
　平成２１年６月１６日（水）。今日は楽しみにしていたオオムラサキの観察の日です。八王子市立恩方第二小学校は、１年生から６年生までの児童５４名全員が、オオムラサキを観察しては、生活科や総合学習の時間に、いろいろと見たことや気づいたことをまとめます。
　このオオムラサキの幼虫（３０頭程）は、用務主事さんのSさんが、冬の間に探しておいてくれたものです。葉をすっかり落としたエノキの木に、一頭ずつ洗濯用のネットで覆いをしておいてくれたものです。そのオオムラサキが春から若葉を食べて成長しました。そして、今日は、いよいよ１年生の観察日です。
　入学式のあった４月から約２ヶ月。１年生の子ども達は、まるでオオムラサキと競争するように、日に日に多くの事を学び成長してきています。今日は、オオムラサキの観察ができると、朝からわくわくドキドキの様子です。
　まず、オオムラサキの幼虫を見せる前に、Sさんは展翅標本で、日本の国蝶であることや、切手にまでなったことやその他、いろいろと楽しいお話をたくさんしてくれました。子どもたちは、「早く見せて！」「本物が見たいよ！」と大騒ぎ。あらかじめ観察しやすいように段ボール箱に入れておきましたが、上蓋を開けると、「わーい！」「すごーい！」「大きい！」「きれい！」と連発です。
　子ども達は、本物のオオムラサキの幼虫に出会えて大喜び。早速、担任の先生が用意してくれた観察カードをかきました。観察カードには、目、手、口、鼻、耳、心などの絵が書いてあり、五感を通して観察できるような工夫がなされていました。
　その後、みんなでプール横のエノキの木にオオムラサキの幼虫をつけにいきました。１年生のみんなは、オオムラサキが早くさなぎになり、羽化して、飛び立ってほしいとの思いでいつまでもいつまでもエノキの木をながめていました。

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