「『♪夕やけ小やけ♪の里』から自然体験レッツ・ゴー！」　速報ニュース５

１　オオムラサキ続報・・・飛翔準備中！
　平成２１年７月上旬、オオムラサキがその美しい羽を見せてくれる頃となりました。1年生から6年生まで、全学級で飼っているオオムラサキがいよいよ羽化します。子どもたちは、まだかまだかと楽しみにして、毎日わくわくドキドキのようです。そして、今週になり、次から次へと羽化し始めました。初めて見た子どもたちは、「うわあー。すごーい。」「本当にきれいだ。やっぱりオオムラサキはチョウの王様だ。」「大きくて迫力あるね。」などなど、オオムラサキのその勇姿に見入っていました。
　以前は、羽化するとすぐに空に放してしまうことも多く、借り物のようにちょっと見ただけで終わりにしていましたが、せっかくのオオムラサキ。今年は、成虫を飼い続け十分な観察を行うことにしました。そこで、子どもたちは、どうすればいいか、どのようにして飼うかなどを友達と情報交換しながら、試行錯誤を繰り返していました。あるクラスでは、昆虫ゼリーをあげたり、甘い砂糖水を湿らせたテッシュペーパーを与えたりしていました。飼育箱の上の網に昆虫ゼリーをおいてみると、何と、オオムラサキは、その口吻を伸ばすではありませんか。その姿に子どもたちは大喜びしていました。
　以下、子どもたちの作文を２編紹介いたします。

　今日は、ふく校長先生がオオムラサキと電とうを持ってきた。オオムラサキは三頭だった。しいくケースに入っていて、上にはこん虫ゼリーとさとう水につけたチィッシュペーパーがのっていた。しいくケースのふたを開け、電とうを入れつけた。すると、オオムラサキが羽を広げ、活発に動いた。ぼくは、初めて見たので、すごいと思った。多分、羽を広げるのは、日光よくをしていると思う。また、電とうを消すと、羽を閉じてあまり活発に動かなくなった。さいごにふく校長先生は、ちょうは変温動物と言って、周りの温度によってえいきょうをうけると言っていた。ぼくは、ちょうは変温動物としり、すごくかん心した。(４年男子)　　　　　　　　　　

　今日の２時間目にふく校長先生がオオムラサキの３頭のオスが入っている虫かごを持ってきてくれました。虫かごの上には、こん虫ゼリーと、さとう水をつけたチィッシュペーパーがありました。オオムラサキは、一生けん命にみつをすっていてすごいなと思いました。そして、ふく校長先生が、ライトを出して、虫かごの中に入れました。ぼくは、何に使うのかなとふしぎに思いました。そして、ライトをつけると、おどろいたことに、オオムラサキがだんだん羽を開いていきました。ぼくは、なぜ羽を開いたのかぎ問に思いました。ぼくはそれを初めて見たので、びっくりしました。とってもおもしろかったです。　　　（４年男子）　　　　　　　　　

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