「『♪夕やけ小やけ♪の里』から自然体験レッツ・ゴー！」速報ニュース６

１　裏山へ・・・教材拾いにレッツ・ゴー！
　八王子市立恩方第二小学校は、ご覧のように、学校付近は山々に囲まれた地域にあり、多様な動植物などが見られ、自然環境のすばらしい所です。バスは１時間に１本。東京とは思えないようなのどかな田舎の学校。小鳥の鳴き声や澄んだ川のせせらぎの音。あたたかな目で子どもたちの成長を見守ってくれる地域の人々。そんな、素晴らしい恩方だからこそ、学校・保護者・地域が一体となって、様々な自然体験を行うことが可能であり、それが、本校の特色ある教育活動でもあります。

　さて、今日の題目は、「裏山へ・・・教材拾いにレッツゴー！」です。学校の校庭の北側には、スギ・ヒノキなどの人工林やコナラなどの雑木林もあります。学校の先生方も、いままではあまりその存在価値に気づかず、宝の持ち腐れでしたが、本年度より、様々な教育活動に活用していこうということになり、子どもたちを連れては、何度も山に入っています。
写真は子どもたちと一緒に図工で使う、木々の枝集めをしている所です。思い思いの木々を拾い集めながら、森の様子や道々の草花にも興味関心を示し始めたようです。山の中での作業中に、ヤマカガシに会って大喜びする子どもたちや恐がり固まる先生。整然と植林された斜面を見て、不思議そうな顔をする子。森の中で森林浴を楽しみ深呼吸する子などなど様々。
　枝を集めた後に、図工室にもっていき、枝をノコギリで切ったり、ひもで結んだり、いろいろと試行錯誤しながら、作品づくりを楽しんでいました。子どもたちは、これらの活動を通して、自然の木々のもつやわらかな感触やあたたかさに気づいていたようです。人工物では味わえない、何とも言えない感覚を感じながら、一生懸命に制作活動に夢中になっていました。さて、どんなものができあがるのでしょうか。しばらく楽しみに待っていましょう。

プログラム検索に戻る