「『♪夕やけ小やけ♪の里』から自然体験レッツ・ゴー！」　速報ニュース１５

　八王子市は、昔から「桑の都」といわれ、生糸栽培や絹織物では大変有名な地域でした。ここ恩方の農家も、昔から生糸量産の地域として栄えました。その後、食料増産のための陸稲づくりや栗栽培など、作付けする農作物は、時代とともに変化してきたようです。
　現在、恩方では、「恩方ブルーベリーの里組合」として、２６軒が加盟しており、東京都でもブルーベリーの一大産地として注目を集めてきています。大粒で大変あまいとの声も多く、ネットなどでも様々な情報提供がなされているようです。
　今年も学校近くの中村農園さんにお願いして、１年生から４年生までがブルーベリーつみを行いました。まず、ブルーベリーの摘み方のポイントやその他、さまざまなお話をお聞きすることができました。その後、子どもが作った「ブルーベリーの歌」をみんなで歌い、一人ずつカゴを持って、ブルーベリーがたわわに実る果樹園に入り一斉に摘み始めました。
　どの子も大喜びで、「こっちのブルーベリーはあまいよ。」「こっちはちょっとすっぱくてもっとおいしいよ。」などの声が飛び交っていました。３・４年生くらいになると、毎年つんでいるので、４種類ある品種の味がそれぞれわかるそうです。体験を通して、自然や地域の産業に目を向けたり、農家の人々の苦労や工夫を知ることができた日でした。また、ブルーベリーの収穫に負けないくらい、たくさんのことが学ぶことができました。