「『♪夕やけ小やけ♪の里』から自然体験レッツ・ゴー！」　速報ニュース２６

　１１月２４日（火）。今日は朝からの秋晴れ。待ちに待ったソバ刈り取り・脱穀の日。みんな朝からわくわくドキドキのようです。４年生のソバの花は、学校花壇でも育てており、その花から実への変化の様子などは、観察していましたが、今日は、近くの農家での大々的な多量のソバ刈り取りです。また、５年生が校内で育てたお米を刈り入れしたものを脱穀・籾摺りを行いました。何日も校舎の軒下に干して感想させたものをみんなで運び、機械で行いました。
　ソバを食べたことのない児童はいませんが、ソバを刈った経験のある児童は、ほとんどいないようです。ソバもラーメンもうどんもみんな小麦粉から作っていると思っている児童もいるかもしれません。白米は見ても、そのもとがどのようになっているか、稲穂の様子を知らずに毎日のご飯を食べている児童も多い現在です。実際の作物と食とが遠く離れてしまうことは、児童と食との関係性を薄いものしているのではないでしょうか。今回のような本校の活動は、改めて作物を育てる大切さや、食への感激感動を呼び起こすものであると確信しています。
児童の作文や感想などを以下記します。

○とってもつかれました。同じ姿勢で刈り取ったので、腰がいたくなって大変でした。農業は大変であることが体験できた。そばを食べるまでは、本当に苦労が多いことがわかりました。こんなにたくさんのそばをとったのに、食べる時には、意外に少なくなってしまうのが信じられないです。

○今日の５・６時間目は、夕やけ小やけに行って、お米のだっこくともみすりをしました。最初は、だっこくをしました。だっこくはわらごと機械に通してお米だけをとる作業です。次にもみすりは、だっこくしたお米をまた機械の中に入れて、もみを取る作業です。初めてじっくり見れたので、よい体験になりました。
○夕やけふれあいの里に5年生が育てたお米をだっこくしに行きました。今年はスズメがでなかったのでたくさんお米ができました。できたお米を見ると、かわもきれいにむけていてきれいでした。量をはかってみると、６キロもありました。びっくりしたし、とてもうれしかったです。今度、そのお米で何の料理を作るかきめます。とても楽しみです。今年は豊作でした。