「『♪夕やけ小やけ♪の里』から自然体験レッツ・ゴー！」　速報ニュース１２

　学校の近くには、広さ３アールほどのお茶畑があり、毎年全校学年がお茶つみ体験をしています。このお茶畑は、地域の方のご協力により、数年前より学校が借りているもので、学校教職員で手入れや枝きりなど、管理運営しているものです。
　さて、今日は待ちに待った「お茶つみ」の日です。みんな朝からわくわくドキドキのようです。始めに校長先生から、お茶のつみ方についてのレクチャー（講義）がありました。みんなどの子も真剣そのもので、一生懸命に耳を傾けています。お茶は一心二葉といって、お茶の葉が３枚、４枚と開き、最も若い芽がまだ開かず巻いた状態の時、その若い芽（一心）と上の２枚（二葉）の葉を摘み取っていくことだそうです。このような丁寧な説明の後、みんなで一斉にお茶つみです。どの学年も夢中でせっせとつんでいきました。今回は３・４・５・６年で行いましたが、また、別の日には１・２年の低学年がお茶つみ体験をすることができました。なお、低学年の時には、広く保護者の自由参加としたところ、１０数名の方が来てくれ、一緒に体験することができ、大喜びしていました。
　全学年で１０数キロのお茶をつむことができ、その後、用務員室にて陰干しを行い、次の朝一番で近くの農協にもっていき、お茶にしてもらいました。フライパンでお茶を煎ることもできますが、これは来年度に実施してみたいと思います。今回できたお茶は全部で２キロ程になり、各クラスごとお茶パーティーを行いました。そして、残ったお茶は、小さな袋に詰め、お茶つみの様子がわかるシール写真を貼り、運動会や学校公開日に販売しました。一袋１００円として、「恩二小本舗謹製『おんにお茶』」として販売したところ、爆発的な売れ行きで、あっという間に売り切れ状態となりました。

校長先生によるお茶つみ講座

恩二小「お茶つみ三人娘」

お茶の陰干し

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