「『♪夕やけ小やけ♪の里』から自然体験レッツ・ゴー！」　速報ニュース１８

　さあ！今日は楽しい１・２年生によるクリひろいの日です。学校には樹齢数十年の大きなクリの木があります。その大きなクリの木の下には、たくさんのクリが落ちていました。子どもたちは、クリを拾った経験のある子はほとんどいません。クリと言えば、一粒一粒がそのまま落ちていると思って子もいるようで、また、むいたクリしか知らない子もいるほどでした。なかには、パックの中に入った剥きクリしか見た事がない子もいました。
　クリがいがの中に入っている姿を見ては、「とげとげのベットの中にいる」と言った子もいました。いがを触っては、「いたい！いたい！」の連発。始めのころは、あまり上手に採ることができませんでしたが、そのうち、慣れてきたのか、多くの子がいがを両足ではさんでは、たくさんのクリをゲットすることができました。
　その後、みんなで採ったクリを給食室に持っていき、調理員さんにお願いして翌日の栗ご飯の材料にしたそうです。その給食のおいしかったこと・・・。子どもたちは、にこにこしながら栗ご飯の味に満足したことでしょう。
　空高く青く澄み、さわやかな秋の日に、クリ拾い体験できた子どもたちは、クリ拾いの楽しさと同時に、木や土や草のにおいや香りを感じながら、多くの事を体全体で学ぶことができました。また、栗ご飯を食べながら、自分たちで食材を探し求めることの大変さや、遠く昔の人々と自然との関わりについても、思いを馳せることができたようです。
　その後、「また栗ご飯食べたーい！」という声が多いようなので、第二回目は全校でクリを採ろうということになり、現在、その計画中です。