「『♪夕やけ小やけ♪の里』から自然体験レッツ・ゴー！」速報ニュース２

１　梅雨の晴れ間に・・・みんなで田植え！
　平成２１年６月１７日（木）。今日は、梅雨の晴れ間。５年生が待ちに待った田植えです。写真を見ると、田植えというよりも土木工事のようですが・・・。そうです。この写真は、田んぼの補修作業をしているところです。みんな大きなスコップを使っては作業に夢中です。
　恩方第二小学校は、標高２６８ｍの高地にあり、周りは山が覆い被さるように山また山。東京の名峰･･･高尾山の近くの陣馬山の麓にあります。目に染む緑と山々の木々、清流とせせらぎの音、そして、野鳥の鳴き声と･･･これほど自然環境に恵まれた学校が東京にあるとはまさに驚きです。
　学校の近くには、平地がなく田んぼは全くありません。そこで、学校にある田んぼですが･･･。これがまた老朽化したのでしょうか。水田でも水がたまらず、今年は深く掘り下げコンクリや土を敷きました。コンクリうちは小学生には無理なので、管理職と用務主事でやり、その後の仕上げをしているのが、右の写真です。スコップなど持ったことのない子ども達･･･たまりかねてネクタイ姿の校長先生が「こうするんだよ」と指導してくれました。
　５年生の学習で日本の農業を学びますが、その学習の発展として米作りにチャレンジしています。バケツ稲も行いましたが、やや満足にかけるようで、今回の田んぼつくり、田植えの授業となりました。
　今日の先生は、馬場君のおじいちゃんです。左奥で青い帽子をかぶりながら、指導してくれました。ヒモは刈り入れしやすいようにきちんと列ごとにならべるためのものです。みんなどろんこになって田植えに夢中です。日常はゲームにはまっている子供たちも、初めての体験に大喜び。笑顔がとってもステキで、瞳も汗もキラキラと輝いていました。
　そのうち、「腰がいたいなー」、「つかれるなー」「しんどいよー」の連発です。子供たちは、この作業を通して、米作りの大変さや苦労を学ぶことができ、育てて食べるという「食」の原点についても、何かしら感じたものがあるようでした。きっとこの日の給食ででたお米はみんな完食したと思います。
　今後、梅雨の恵みのしずくが稲を大きく大きく育ててくれることでしょう。そして、子供たちの心も体もきっと大きく成長することでしょう。

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