速報レポート６　【米粒編】田植えをしたよ！

　本当は昨日だった田植え。しかし風が強く、気温も低かったため、実施できませんでした。「え～っ」「やりたかった～！」の声が次々と上がりました。
　そして今日。昨日くやしかった分、子どもたちのやる気は２倍！　昨日とはまるでちがい、心地よい気温に恵まれ、この日のために作った横断幕も、暖かい春風にゆれています。目の覚めるような青空の下で、子どもたちは思う存分、田植えを楽しみました。
　まずは最初、みつまたファームの方に、田植えの方法を教えていただきました。お米の名前は「いちほまれ」、一人が３列ずつ植えていくこと、一度に植える苗は３本、など、子どもたちは頷きながら話を聞いていました。
　次は、苗を植える箇所の印を付けていきます。「田枠」という木製の道具を使いますが、もちろん使うのは子どもたち。いよいよ田んぼに足を入れるときが来ました。「ギャ～」「きも～！」と、予想通りの大声が青空いっぱいにとどろきましたが、みんな一様にすばらしい笑顔でした。
　田枠は３人で進めていきます。ということは、同じペースで転がさないと、枠がまっすぐ進みません。それがかなり難しく、何度も止まるグループも少なくありませんでした。ここで子どもたちは早くも、田植えの難しさと昔の人の苦労を思い知ったようでした。
　そしていよいよ田植えです。順に苗のたばをもらった子どもたちは、大騒ぎしながら田んぼに入りました。服はもちろん、ほっぺたやおでこ、髪の毛にまで泥をつけながらも楽しそうに田植えを続ける子。短パンすれすれに入り、深く入って太ももまで泥を付けた子。「後ろ向きで進むといいぞ」と、新たな田植えの方法を編み出す子。プロ並みにすいすいてきぱき進む手慣れた女子も出現しました。時間があれば、きっといつまでも田植えを続けていたことでしょう。土に触ると、人間は忘れかけていた何かを思い出すのかもしれません。

• はじめは少し不安だったけど、どんどんなえを植えていくうちに慣れていって、いつの間にか田植えが好きになって、楽しくなっていました。
• 田んぼの中をはだしで入ると、あたたかくてぬるっとしていて、不思議な感かくでした。
• 最初、なえは３本ずつって言われたけど、５本ぐらい植えちゃいました。
• なえには根があり、草のようでした。田んぼの表面はねばり気が強いねん土みたいでした。底は水分がたくさんあって、びちゃびちゃしていました。
• こけそうになったけど、よごれたくないので、がんばってたえました。いねがなくなったときは、先生が投げていたのがおもしろかったです。
• わたしはみんなより速度がおそかったので少し苦戦していたけど、友達がいっしょに話してくれたので、楽しくやれました。いろいろ協力できたのが、とても良かったです。
• かたつむりがたくさんいて、ふまないか不安でした。
• 昔の人は、これの何倍もの量を、人力でやったなんて、すごいなと思いました。
• 田植えがこんなにたいへんだとは思いませんでした。でも、またみんなでやってみたいです。
• 秋の収穫が楽しみです。学校のみんなで、いちほまれをおいしく食べたいです。

プログラム検索に戻る