NO団体名主な企画内容
32 大阪市立新北島中学校 科学技術部(大阪府) 「大和川を源流から河口まで調べて川って何かを考える!」
"中学生が身近な河川を源流から河口まで、お互い協力して主体的に調べることによって、自然と人間の営みの関係について考える。現在取り組んでいる河原のゴミ問題について自分たちの解決方法を考えてみる。"

速報レポート3 新入部員勧誘(CMづくりと部活体験)

活動日 3月28日(水)参加人数 中学生12名 指導者2名 活動場所 中学校・大和川河原
活動日 4月17日(火)参加人数 中学生24名 指導者1名 活動場所 中学校
活動の目的

  • 自分たちの活動を持続させるために、科学に興味のある新入生に科学技術部に興味をもってもらう。
  • 新2年生が新入生に教えることで、先輩としての自覚を持ってもらう。
  • いつもの活動についてあらためて振り返って、新入生に教えられるようになる。

活動内容

 新北島中学校では数年前より新入生のクラブ紹介は映像を使ったもので行っている。(以前は部員が新入生の前で紹介していたが、説明する部員が部活動紹介の時に授業を受けられなくなるのと、時間オーバーすることが多かったので、クラブの活動の様子を事前に撮影して動画を流す形をとっている。)撮影は3月28日に行い、セリフや撮影内容すべて部長と副部長が決めました。重力加速度の研究や水質調査、アルゼンチンアリの研究、木材加工の取り組みやパソコン室での活動、学校野菜園の取り組みや軽量ドローンを各担当部員に分かれて撮影しました。また、大和川河口に行き、採水の様子も撮影しました。(ルール変更により今年度よりカメラ撮影は生徒会担当の教員が行いました。)


映像を撮影している様子

水質調査方法撮影

河原での撮影

 体験入部は5日開催されたうち、水質のテーマでは1日だけ行い他の4日間は技術工作や科学実験などを当てました。4月17日は雨が降った後で危険だったので、観測している河原には行かず水質の調査方法やアルゼンチンアリの同定方法などを、部員で分担を分けて体験入部した新入生に説明を行いました。時間が少し余ったので、新2年生が新入生に元素記号を教えました。


体験入部全景

水質測定を教えている

アリの同定方法を教えている

指導上の留意点と失敗点

  • 中学生の発想を大切にして基本的にアイデアに口を出さないようにしました。(アドバイスは可)
  • 部長や副部長が指揮をとれるようにサポートしました。
  • 自分が何をやってよいかわからない部員が出てくるので、何かしらの作業を与えるようにしました。 ×現在の部長・副部長は頑張っているが、まだまだ部員全体に作業を割り振ることができていないため、
     指導者が指示を出すことがありました。

部員の感想

  • 熱心に活動している人がいた。楽しそうに活動していた。活動をとても短い時間でまとめることは難しかったが、新入生にたくさん入ってもらえるように努力した。少し順序を考えていないところがあり、時間がかかった場面があったので次から気を付けたい。体験入部では、新入生はとても熱心に活動内容を聞いてくれました。普段の活動を詳しく説明することは難しかったですが新入生もしっかり聞いてくれていたので頑張ることができました。2年生も大変そうでしたが頑張っていました。次の体験入部も人がたくさん来れば良いなと思いました。(3年部長M.M)
  • みんな日々の活動をいきいきと撮影していた。科学技術部はこんなに活動していたと改めて感じた。体験入部では、人に自分の部活が行っている活動を説明するのは難しいと感じました。でも、新入生がとても興味をもって話を聞いてくれたので助かりました。相手に上手く伝わったかは相手にしかわかりませんが、しっかり活動を理解してくれていれば嬉しいです。もっと上手に相手に伝えられるように自分の部活の活動を知らないといけないと思わせてもらいました。もう最高学年なのでしっかりと1、2年生を引っ張っていければと思います。 (3年副部長N.K)
  • 見やすさや時間内にどれだけ分かりやすく情報を伝えられるかを考えながら撮影を行った。体験入部では実演することが一番わかりやすく、おもしろそうだと思わせることができると思う。新入生がたくさん入ってほしいと思って面白さや興味を引くように頑張った。2年、3年は新入生にやさしくわかりやすく丁寧に教えることができていた。2年生も成長したなと思った。まじめな新入生が部活に来てほしいなと思った。(3年Y.N)
  • ビデオはどんなかんじになっているかわからないけど、部員が増えてくれればいいと思います。(2年F.K)
  • 元素記号を教えるのは難しかった。でも新入生は楽しそうにして、私はとても嬉しかったです。新入部員が何人くるかとても楽しみにしています。(2年F.K)
  • 自分が学ぶだけなく、他の人に教えることで自分の知識をより深めることができました。1人で学ぶよりも複数人で学んだほうがたのしくより学べることを知りました。(2年S.M)



速報レポート1 今までの大和川に関する活動と今年度の活動について
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